展覧会

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特別展示のご案内

日本の男服 ―メンズ・ファッションの源泉―

日本の男服
―メンズ・ファッションの源泉―

2013年10月11日(金)~2014年1月7日(火)
開館時間
10:00 – 18:00(入館は17:30まで)
休館日
水曜日、年末年始(12月29日-1月3日)
入館料
《一般》500円 《小中高65歳以上》250円 (特別展示・ベーシック展示あわせて)

アイビー・スタイルを打ち出したVANや、ヨーロピアン・モードを取り入れたエドワーズ…

江戸から明治になって間もない1872年、時の政府は太政官布告を発して文官大礼服を制定し、以降日本の服制は洋装に改められました。それに先立った幕末の頃から、近代的な軍隊の整備に取りかかった各藩は、調練に際して洋服に近い筒袖や細袴といった上下二部式の衣服をそれぞれ導入していました。そのような格好が維新の波に乗って次第に増え始め、やがて国を挙げて洋装への移行をおこなったのでした。
服制の制定以降、軍服や制服、学生服といった正装のかたちで洋装化は進み、国家の中枢部のみならず一般にも広がっていきました。その流れの中で背広は、都市における仕事着として、あるいは略式の正装として着用されるようになっていったのです。
そのような正装としての洋装から一転し、戦後しばらくすると若者たちを中心に、それまでとは異なる着こなしでお洒落そのものを楽しむ傾向があらわれます。1960年代に、アイビー・スタイルを打ち出したVANや、ヨーロピアン・モードを取り入れたエドワーズが登場し、いよいよ日本における本格的なメンズ・ファッションの時代が到来したのです。
特別展示『日本の男服―メンズ・ファッションの源泉』は、明治初期の文官大礼服にはじまり、明治・大正・昭和期の軍服や礼服、平服、さらに男服の流れを大きく変えたVANやエドワーズの衣服やノベルティなどの資料の展示を通じて、洋装化のはじめからメンズ・ファッションの形成へといたる、日本の男服の変遷をご紹介します。

SHOES DESIGNER 高田喜佐 ザ・シューズ展【1】モーニング・コート アメリカ 1870-80年頃 神戸ファッション美術館所蔵 【2】勅任官大礼服(侍医頭・岡玄卿着用) 明治時代 一宮市博物館所蔵 【3】フロック・コート 大正~昭和初期 一宮市博物館所蔵 【4】アイビー・スリーピース・スーツ 1960年 銀座山形屋製、くろすとしゆき氏寄贈品 【5】アイビー・クラブ・ブレザー 1962年 VAN製、くろすとしゆき氏寄贈品 【6】マドラス・カーディガン 1963年 VAN製、くろすとしゆき氏寄贈品 【7】ダブルブレステッド・スーツ 1970年頃 エドワーズ製、畑埜佐武郎氏所蔵 【8】サファリ・スーツ 1967年頃 エドワーズ製、畑埜佐武郎氏所蔵


展覧会図録

「日本の男服 ―メンズ・ファッションの源泉―」図録

販売価格 1,000円(税込)
1F受付にて販売中

関連イベント

同時開催 ペンハリガン その香りの歴史
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ペンハリガンは、1870年にロンドンのピカデリーにあるジャーミンストリートでウィリアム・ペンハリガンによって理髪店として創業しました。「常識を覆す新しい香りのセンセーションの開発」を理念とし、ペンハリガンの香りを追求する旅とそのたゆまぬ努力は、創業当時から約140年以上もの間続いています。ペンハリガンはビクトリア時代の末期に「王室御用達の理髪師および香水商」に任命されて以来、チャールズ皇太子やエディンバラ公から御用達の認定を受け、その優れた商品、サービスや品質で高く評価されています。
より良い品質を求めるだけではなく、インスピレーションにも重きを置き、ユニークで類を見ないテーマを基に様々な香りが生み出されてきました。143年経った今日でも、ペンハリガンは英国ブランドであることを誇りに、調香界の巨匠たちと共にエキセントリックでオリジナリティ溢れる香りを発表し続けています。

シンポジウム Clothing Japan 141シンポジウム「1960s―メンズ・ファッションの黎明期」
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現代のわれわれの生活に、いまだ少なからず差し響いて いるであろうこの1960 年代という時代を、ファッション やデザイン、メディアなど、様々な視点から見直します。

日時:2013年10月12日(土) 開場9:30 開演10:00 終了予定17:10
会場:5階オルビスホール
※申込不要/参加無料

詳細はこちらをご覧ください。

セミナー 「仕立職人たちの格闘 ―どうにか国産紳士服が作れるようになった頃」

日時:2013年11月30日(土) 開場13:30 開演14:00
講師:安城寿子
会場:4階 第1セミナー室
※申込不要/要入館料

安城寿子
服飾史家。お茶の水女子大学大学院博士後期課程修了予定(2014年3月)。神戸芸術工科大学非常勤講師(2012年)。論文に「明治末から大正期における裁断技術の向上を図る動きについて―男性洋服の製作的側面に見る日本服飾の近代化の位相―」(2011)、共著に『ファッションは語りはじめた―現代日本のファッション批評―』(2011)など

コレクション展 コレクション展
コレクション展

新収蔵の永澤陽一作品をはじめ、beauty:beast他の作品を展示します。

左:ディナー・アンサンブル 1998 S/S beauty:beast
右:「恐れと狂気」永澤陽一 寄贈:株式会社スチル

フェリシモ クリスマス アーカイブスコレクション展・ハッピートイズ お披露目展示会
フェリシモ クリスマス アーカイブスコレクション展・ハッピートイズ お披露目展示会 フェリシモ クリスマス アーカイブスコレクション展・ハッピートイズ お披露目展示会

(株)フェリシモが所有する約10万点のクリスマスコレクションの中より、ツリーオーナメントや小物をご紹介します。あわせて同社のハッピートイズプロジェクトに全国の参加者から寄せられた、手づくりの個性あふれるぬいぐるみを展示いたします。ぬいぐるみは展示会終了後「笑顔の親善大使」として、世界各国のこどもたちへ贈られます。

日程:11月14日(木)~12月24日(火)
会場: 1Fエントランスロビー(観覧無料)

ワークショップ フェリシモ ハッピートイズ ワークショップ「ランRUNうまくんをいっしょに作ろう!」
フェリシモ ハッピートイズ ワークショップ「ランRUNうまくんをいっしょに作ろう!」

おうちにある布で愛情を込めて作ったぬいぐるみが、世界中のこどもたちへと贈られてその先々でひまわりみたいな笑顔をさかせていく。「ハッピートイズプロジェクト」は、そんな素敵なことを引き起こす手づくりイベントです。神戸ファッション美術館では趣旨に賛同し、毎年お披露目会とワークショップを開催しています。今年のキャラクターの「ランRUNうまくん」をいっしょにつくりませんか?

日程:11月23日(土・祝)、12月7日(土)、21日(土)
時間:13:00-17:00(参加時間は自由)
会場:1Fフリースペース
参加費:500円(参加キット代:型紙、説明書等。材料は含まれません。)
定員:各回10名(小学校高学年以上)
持ち物:針やはさみ等の道具、使いたい生地や毛糸等(詳細は申込時にご案内します)
※はぎれや毛糸等は会場にも多少用意しておりますのでそれを使用して制作することも可能です。

ギャラリートーク ギャラリートーク

当館学芸員が展覧会の見どころを解説します。

日程:11月2日(土)、12月7日(土)、1月4日(土)
時間:いずれも14:00~(約30分)
※申込不要/要入館料

関連イベントお申込み方法

Eメール・FAX・往復ハガキのいずれかに「住所・氏名・年齢・性別・電話・イベント名」を明記の上、お申込みください。

Eメール:workshop●fashionmuseum.or.jp(●を@に変えて送信して下さい。)

FAX:078-858-0058

往復ハガキ:〒658-0032 神戸市東灘区向洋町中2-9-1 神戸ファッション美術館

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平成18年4月1日より指定管理者制度が導入されました。神戸ファッション美術館の指定管理者は公益財団法人 神戸市産業振興財団です。