服飾講座のご案内

団体向け服飾講座、一般向け服飾文化セミナーを開催しています。

団体向け講座のご案内

平成26年4月より、神戸ファッション美術館の服飾講座は「素材」、「色彩」、「歴史」、「文化」、「ファッションの視点」、「展示」、「デザイナー」の7つのカテゴリーからなり、当館が所蔵する現物資料を間近で見たり、ものによっては触れたりしながら、ファッションの奥深さを学べる内容となっています。ファッション産業に従事している方々やそれを目指している学生の方々はもちろん、講座によっては、服飾以外のデザインやアートに携わる方々にもご参考にしていただける、充実したメニューをご用意しています。

受講料金

一般のお客様

10~29名様 15,000円/1講座
30~ 60名様 30,000円/1講座
61~ 90名様 40,000円/1講座
91~250名様 50,000円/1講座
251~400名様 60,000円/1講座

アパレル等ファッション関連企業の研修、大学・短大・専門学校等の教員のお客様

~90名様 50,000円/1講座
91名様~ 60,000円/1講座
  • 講座の時間は、約90分です。
  • 会場は、90名様以下の場合は4階セミナー室、91名様以上の場合は5階オルビスホールとなります。
  • ご案内の内容以外の講座をご希望の場合は、直接ご相談ください。 受講料は、基本料金に10,000円を加算させていただきます。

申込み方法

ご希望の受講日の3週間前までに、お申込み用紙(PDF)に必要事項を記入のうえ、FAXまたはEメールに添付してお送りください。
※ご見学のみの場合は3週間前を過ぎていてもお受けできることがあります。まずはお電話ください。

注意事項

  • 10名様以上の団体より、お申込みが可能です。
  • 既に他のお客様からの予約がある場合にご希望の日程で受講していただけない場合がありますので、 ご了承ください。
  • お得な宿泊プランをご用意しております。詳しくは当ホームページのトピックス「神戸ファッション美術館研修宿泊プラン」をご覧下さい。

お申込み/お問い合わせ

神戸ファッション美術館 〒658-0032 神戸市東灘区向洋町中2-9-1

TEL 078-858-0050 / FAX 078-858-0058

MAIL info@fashionmuseum.or.jp

分かりやすい展示解説もあります

  • 1階展示室で開催している「ベーシック展示」「特別展示」を当館学芸員がわかりやすく解説します。
  • 1回(定員50名様まで)3,000円です。時間は、約45分です。
  • お得な宿泊プランをご用意しております。詳しくは当ホームページのトピックス「神戸ファッション美術館研修宿泊プラン」をご覧下さい。

講座メニュー

素材

その神秘的な美しさから「繊維の女王」と呼ばれる絹は、中国で発明された数千年の昔から現代まで、最も愛された天然素材である。同時に優れた芸術的な作品が数多く残されている。ここでは家蚕(カイコガ)と野蚕(サクサン、テンサンなど)との糸質の違い、撚りや織りなどによる絹布の風合いの違いを世界各地で製作された美術館収蔵品などで見て学び、繭や生地サンプルに触れて学ぶ。

羊は最も古い家畜の一種で約8000年前より殆ど世界全域で飼育されている。各地で品種改良が続けられ、現在では3000種を数える。人類は羊以外にもカシミア、アルパカ、ラクダなど様々な動物の毛を加工し、衣料素材として用いてきた。それぞれの動物の糸質の違い、撚り、織り、編みによる布の風合いの違いを美術館収蔵品などで見て学び、フェルトや生地サンプルに触れて学ぶ。

木綿

木綿は非常に古くから用いられており、インドでは紀元前2500年頃の遺跡から綿布が発見されている。日本では16世紀にようやく国内での綿花栽培が始まり、庶民の衣料素材として定着していく。素朴な味の和綿から木綿の最高峰である海島綿、そして木綿加工における技巧の極地とも言えるダッカ木綿までを美術館収蔵品などで見て学び、コットンボールや生地サンプルに触れて学ぶ。

麻は非常に古い繊維素材で、特にリネン(亜麻)は人類が用いた最古の繊維と言われている。天然繊維の中で最も丈夫で、更に水分を含むと強度を増す特徴がある。麻は植物の靭皮(茎や幹)か葉から採集された繊維の総称で、世界ではラミー(芋麻)、ヘンプ(大麻)、ジュート(黄麻)、アバカなど20種類ほどが使用されている。世界の様々な麻を美術館収蔵品などで見て学び、繊維見本や生地サンプルに触れて学ぶ。

色彩

赤を知る

赤色は太陽、火、血など人間の生命の根源となる色である。人々は古代より、茜、紅花、蘇芳などの植物染料、コチニールやラック貝殻虫などの動物染料、弁柄や丹朱などの顔料を用いて多種多様な赤色を生み出してきた。これらの赤色の意味と歴史を美術館収蔵品の民族衣装やテキスタイル、染色サンプルなどを用いて読み解いていく。

青を知る

青色には藍、紺、群青、瑠璃、浅葱、コバルト、ターコイズ・・・様々な色が含まれ、空や海の色でもある青色は人々が最も愛した色と考えられてきた。ところが衣服の藍色の染には殆ど各地で自生する藍植物のみが使用され、この藍を工夫して求める青色に染めてきたのである。これらの青色の意味と歴史を美術館収蔵品の民族衣装やテキスタイル、染色サンプルなどを用いて読み解いていく。

黄を知る

黄色は世界の東西での意味が大きく異なり、歴史的背景と共に変化しながらも重要性は不変で、流行色として時代のトップを飾ることも多い。黄色の染料は、植物染料だけでもウコン、刈安、キハダ、梔子、福木、サフラン、紅花、玉葱、林檎など多くあり、藍と赤色染料との組合せで殆どの色の作成が可能である。これらの色の意味と歴史を美術館収蔵品の民族衣装やテキスタイル、染色サンプルなどを用いて読み解いていく。

歴史

映像で見る西洋衣装史
~18世紀から19世紀のパリを中心に~

神戸ファッション美術館が独自に制作した短編映像を見ながら、18世紀から19世紀にかけてのファッション・スタイルの変遷を、時代の社会背景を交えながら概観する。

映像で見る20世紀モード史

20世紀モードの出発点とも言えるコルセットからの解放に始まり、シャネルの登場やプレタポルテやストリート・ファッションの台頭など、目まぐるしく移り変わった20世紀のモードの変遷を、時代をとらえた貴重な映像を見ながら概観する。

映像で見る民族衣装

神戸ファッション美術館が独自に制作した短編映像を見ながら、高度な染織技術を持つ12の地域の、結婚式、儀礼、舞踏などハレの日の衣装を中心に概観する。

映画に学ぶファッション

巨額な製作費や、著名なデザイナーを用いて制作される映画衣装は、いつの世も我々に夢を伝えてきました。特に近年、時代への拘り方は驚くほどです。映像よりファッションやマナー、振る舞いなどを考えていきます。

皇帝ナポレオン1世と3世統治下のファッション

神戸ファッション美術館には皇帝ナポレオン1世や皇妃の復元衣装を制作しました。近代はナポレオンから始まると言っても過言ではありません。その甥のナポレオン3世の時代にパリ・コレクションが誕生し、パリがファッション世界の中心になりました。衣装や資料によってファッション都市パリの成り立ちを概観していきます。

名画に学ぶファッション

神戸ファッション美術館の西洋衣装の展示は、ロココ、クリノリン、バッスル、アールヌーボー、アールデコなどの衣装を纏った名画の再現から始まりました。名画とドレスの対比を中心に解説していきます。

18世紀 宮廷衣装の展開図

学館協働事業に於ける復元研究で得られたパターンをもとに、ローヴ・ヴォラント、ローブ・ア・ラ・フランセーズ、など18世紀の西洋の宮廷衣装の構成を解説します。

文化

アートとファッション

いつの世もアートとファッションは興味深い比較の対象として考えてきました。その関係性は美術界、美術館、博物館関係者がさまざまな局面で語っています。独自の視点でファッションを読み解く神戸ファッション美術館。実物や資料から比較論を展開します。

写真とファッション

19世紀に実用化された写真は、他のメディア、アートの中では比較的新しいものです。ファッション写真は19世紀末から20世紀にかけて最も愛されたメディアに成長します。ここでは、静止画に限らず、写真とファッションと歴史、魅力を解説していきます。

メディアとファッション

19世紀以来、ファッション・プレートやファッション写真、映画、ビデオ・クリップなどファッションの情報を伝える新たなメディアが、時代とともに現れた。メディア史をファッションという切り口から捉えなおす。

ファッションの視点

FASHIONとはなにか

哲学者・鷲田清一氏の監修により神戸ファッション美術館が制作した映像作品「FASHIONとはなにか」を見ながら、“〈私〉の存在のデザイン”をキーワードに、鷲田氏の哲学的な視点から見たファッションについて解説する。

ファッションの生物学

動物行動学者・日高敏隆氏の監修により神戸ファッション美術館が制作した映像作品「ファッションの生物学」を見ながら、“装いの意味と理由”をキーワードに、日高氏の動物行動学的な視点から見たファッションについて解説する。

海を渡るモード

博物学の荒俣宏氏の監修により神戸ファッション美術館が制作した映像作品「海を渡るモード」を見ながら、“物質とイメージの交易”をキーワードに、荒俣氏の博物学的な視点から見たファッションについて解説する。

展示

ファッションの展覧会~世界編~

世界各国で開催された代表的な展覧会の歴史を解説していきます。

ファッションの展覧会~日本編~

1975年京都国立近代美術館で開催された「現代衣服の源流」展を皮切りに、毎年開催されている代表的なファッション展を画像や動画を用いて解説していきます。

ファッションの展覧会~神戸ファッション美術館編~

1997年4月より神戸ファッション美術館で開催された特徴的な展覧会を企画立案から目的などを豊富な資料より解説していきます。

ファッションの展覧会ができるまで

神戸ファッション美術館でファッションを対象にした展覧会を開催するに当たり、企画から施工、展示、関連イベントなど人力、経費などさまざま視点で展開していきます。

ファッション資料の収集・保存と展示

神戸ファッション美術館の収集方針、収集方法。保存と展示の現状も合わせて話していきます。

マネキンの歴史

世界、日本のマネキンの歴史と現状を可能な限りの資料と現物で解説していきます。

マネキンと展示

世界で最も多種多様なマネキンを有する神戸ファッション美術館。そのマネキンを使用しての独自の展示世界を展開しています。今後の展覧会の可能性を含め、ファッション展の主役になれるかを探る。

デザイナー

  • ポール・ポワレ(1879-1944)フランス
  • マリアノ・フォルチュニィ(1871-1949)スペイン→イタリア
  • マドレーヌ・ヴィオネ(1876-1975)フランス
  • ジャンヌ・ランバン(1867-1946)フランス
  • ガブリエル・シャネル(1883-1971)フランス
  • エリザ・スキャパレリ(1890-1973)イタリア
  • クリストバル・バレンシアガ(1895-1972)スペイン
  • クリスチャン・ディオール(1905-1957)フランス
  • イヴ・サン=ローラン(1936-2008)フランス領アルジェリア
  • アンドレ・クレージュ(1923-)フランス
  • ピエール・カルダン(1922-)フランス
  • ユベール・ジヴァンシィ(1927-)フランス
  • ジャン=ピエール・ゴルチェ(1952-)フランス
  • ヴィヴィアン・ウェストウッド(1941-)イギリス
  • ジョン・ガリアーノ(1960-)英国領ジブラルタル
  • アレキサンダー・マックイーン(1968-2010)イギリス
  • 三宅一生(1938-)
  • 山本耀司(1943-)
  • 川久保玲(1942-)
当館所蔵の衣装、写真、画像、書籍等を活用し、時代を築いた世界を代表するデザイナーを解説していきます。本講座は希望に対応し、一人のデザイナーやブランドを扱うことを勿論、複数デザイナー、時代、他分野とのコラボなど、デザイナーにまつわるさまざま講座を展開していきます。

お申込み/お問い合わせ

神戸ファッション美術館 〒658-0032 神戸市東灘区向洋町中2-9-1

TEL 078-858-0050 / FAX 078-858-0058

MAIL info@fashionmuseum.or.jp

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平成18年4月1日より指定管理者制度が導入されました。神戸ファッション美術館の指定管理者は公益財団法人 神戸市産業振興財団です。