神戸ファッション美術館

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お知らせ・イベントのご案内(Blog)

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2020.10.7 お知らせ

2020年度第2回 服飾文化セミナー9月26日(土) 「実物で読み解くヴィオネの魅力」を実施しました!

 

みなさま、こんにちは!

 

神戸ファッション美術館が毎年お届けしている「服飾文化セミナー」。
本年度第2回服飾文化セミナー「実物で読み解くヴィオネの魅力」を
9月26日土曜日に実施いたしました。
今回のセミナーでは、ファッションデザイナーのマドレーヌ・ヴィオネの魅力を、
衣装製作の背景やデザインの特徴、構造などから当館の大山学芸員が詳しく
解説させていただきました。
新型コロナウイルス拡大防止のため、会場定員を縮小しての開催でしたが、
当日は41名様と大勢のお客様にお越しいただきました。
ご参加の皆さまには、検温、消毒、マスク着用にご協力いただき、
ありがとうございました。

 

 

マドレーヌ・ヴィオネ(1876-1975)はフランス生まれ。11歳でお針子となり、
キャロ姉妹店やジャック・ドゥ・セのもとで修業後、1912年にメゾンを開店。
人台に直接布をかけてデザインし、また布を斜めに用いて伸縮性やドレープ性を
高める「バイアス・カット」の手法で身体に沿った美しいラインの
ドレスを生み出し、20世紀のモードに革新をもたらしました。

 

 

 

ストレートなラインのシルククレープの膝下たけのヴィオネのドレス。
約10万個のビーズが左右から交錯するピンクのリボンに刺繍され、見た目の
軽やかさとは違って、ドレスの重さは約2~3キロもあるそうです。
斬新な裾のダイヤカット、ファスナーやボタンがないことなどもヴィオネの特徴。
これは1923年頃の作品。
チャールストンのリズムに合わせて踊る、華やかな女性が浮かびますね。

 

 

「ヴィオネは、ドレスの作り方は画期的だけれども見栄えは極めてエレガンス。
バイアスカットを確立しただけでなく、バイアスカットにみられる生地の伸びを
防ぐために生地に重石をつけて伸ばす下処理など、素材の開発にも力を注いだ」と
大山学芸員。
また、ドレスの写真にもこだわり、作品を作るごとに記念写真を撮り、
三面鏡を使った撮り方も研究したそうです。

独特の裁断や丁寧で卓越した縫製、裏地の作り方などの解説と併せて、
ご来場いただいたお客様にはヴィオネのドレスの数々を間近にご覧いただきました。

 

 

次回第3回服飾文化セミナーのテーマは、「実物で読み解く ボディ・コンシャスの服」。
世界でも大きなファッションムーブメントとなった“ボディ・コンシャス”について、
当館所蔵作品を間近にご覧いただきながら、デザインの背景や特徴、
構造などを詳しく解説いたします。

 

●第3回服飾文化セミナー「実物で読み解くボディ・コンシャスの服」
日 時 : 2020年12月12日(土) 14:00~16:00 ※13:30開場
会 場 : 神戸ファッション美術館 4階セミナー室
料 金 : 一般500円、大学生・65歳以上300円
定 員 : 45名様 ※先着順

 

服飾文化セミナーのお申込み方法は、
E-mailに、①お名前(ふりがな) ②年齢(大学生・65歳以上の方はその旨)
③ご連絡先 ④セミナー名を明記の上、お申し込みください。
E-mail: workshop@fasionmuseum.or.jp

 

お電話でお申し込みの場合はこちらまで。
TEL: 078-858-0050

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